2015年の仮想世界案内記1/4 「化石…!」

最近、Dropboxのファイル整理をしていたら、以前書いていた日記がどっさり出てきました。
主に2015~2019年頃のもの。
私はちょいちょいHDDを飛ばして過去の記録をなくしていたので、まさか残っているとは思わず…。
懐かしさから、ついついじっくり読み返してしまいました。

その読み返しの中で「私こんなこと書いてたのか~」ってちょっと面白かった日記があったので、少し手を入れてここに残しておこう、と。
そんなわけで以後4回程、2015年の日記を掲載したいと思います。


2015年末のこと。
私は2012年から、とある仮想世界で遊んでいるんですけれど「その世界の3D製作とエロに興味あります!」と知り合いが連絡をくれました。
「エロ…!? そこなんだ…!?!?」ってちょっとびっくりしましたけれどw

私の遊んでる仮想世界は、アバターそのものから髪型、服にアクセサリー、更には世界を構築する部品まで、全てユーザーが作成可能で、更にゲーム内で販売可能なんです。
その知り合いはお仕事で3Dを触る人なので、そういう観点から興味がわいたんだろなって感じですね。

エロは…まぁ本能に根ざした動機は入りやすい部分なので、まぁ…(((
その仮想世界は地域毎にレーティングが設定されていて、アダルトレーティングのところであれば公式にいろいろOKな感じ。
なのでそこに興味があるなら別段咎められたものではないのですが、私はそっち方面に関しては詳しくないので案内できないかな…とゆう感じで、彼の初ログインに付き合い、基本操作等の解説を行う約束をしました。

そんなわけでVC繋いで、ログイン、合流!
基本的な操作の説明をした後は、ともだち好みのアバターに着替えてみてもらうことにしました。

具体的な手順としては、ゲーム内の販売機からアバターを購入して、パッケージを展開して、不必要な身体のパーツを外し、隠し、パッケージの中のアバターパーツを装着する…とゆうもの。
この一連の作業は、この仮想世界で何かしようとした時の基本的な流れ全部を学べることになるので、丁度良いなって思ったんですね。(それに自分の好きな姿になってた方が楽しいでしょうし!)

そんなわけで貯まっていた売上からともだちにおこづかいをあげて、彼の好みのアバターを販売しているところへ案内。
実際にアバターを購入してもらい、お着替えを始めてもらいました。

VCで一つ一つ手順を説明しながら小一時間…。
無事彼好みのアバターへ着替えることには成功したのですが、その過程を経た段階で、彼は「全てにおいて化石過ぎて無理、何このクソ仕様クソUI!!」という結論に到達してしまいました…。
案内中も終始「あ゙あ゙っ!もうっ、さぁ…!」とイライラ全開でしたしね…まぁしかたなし…。

彼は元々別ゲのともだちで、かつパソコンを使った製作もする方。
だからゲーム的な操作やパソコン操作に慣れてるだろうし特に問題ないかな~?と思ったのですが、全くそんなことはありませんでした、残念っ…!

そういうタイプの人が必ずしも複雑な操作をすんなり行えるわけではない、というのは、ちょっとした気づきだったりもしました。
まぁでもパソコンをお仕事に使ってる人が皆パソコンに詳しいわけではないもんね…。

実際にこの仮想世界は古いサービスです。
少しずつ仕様は拡張されて進化しているものの、それによって複雑さが増している部分もあり。
また根底の部分は変わっていないので、古臭くて不便でもあります。
なので、彼の言う "化石過ぎて"、それもその通りと言えばその通りなのかな…。
この仮想世界に面白さを見出してログインしたり、あれこれと作って遊ぶをしてる身としては、ちょっと悲しい言われ様ではありますけれど、まぁ仕方ない部分もありますね…。

その後、景観ポイントをいくつか転々と飛び回る様になった頃には、彼のイライラも落ち着いた様で「化石だけど、これはこれで良いんじゃないすかね~オレは無理だけど」という様なことを言っていたので、とりあえずは良かったのかな…。
何に関してもそうだとは思いますが、価値を感じない人にとっては、本当だただた無価値なんだなっていうのをしみじみ実感した出来事でした。

向き不向きもあると思いますし「まぁ合わなかったんだね」ってことで、これはこれで良いんですが。
この出来事の中で彼が言った言葉の中に、すごく引っ掛かりを覚えたものがあったんですよね。
それは「あ!わかった!これに金払うユーザーがいるから悪いんだ!」というもの。

ユニバーサルデザインの重要性が語られる様になって、様々なデバイスの登場によってUIの重要性が見直される最近の状況から、「そうかもな~」って思う反面、「でもな~」と思う部分もあり、なんかもにょもにょと考えてしまったのでした。

というわけで、次回はこの "もにょり" を掘り下げて考えてみようと思います。